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結婚祝いのお返しマナーを知りたい!親戚や上司など失敗できない相手への対応も詳しく解説

結婚祝いのお返し(結婚内祝い)は、いただいた金額の半額程度を目安に、挙式後1ヶ月以内に贈るのが基本マナーです。親戚や上司から高額なお祝いをいただいた場合は3分の1程度でも問題ありません。品物選びでは相手の好みを考慮し、のし紙とお礼状を添えることで感謝の気持ちがしっかりと伝わります。

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記事監修

ブランドディレクター / バイヤー 松橋友里の写真

ブランドディレクター / バイヤー 松橋友里

大手企業で秘書としてキャリアを積んだのち、2013年にギフトショップ HYACCA を立ち上げる。
自身の結婚式で「引き出物の選択肢があまりに限られている」と感じた経験から、“もっと自由に、もっとおしゃれにギフトを選べる世界をつくりたい”という想いを原動力にスタート。以来13年間、国内外のトレンドや文化を読み解きながら、HYACCAらしいスタイルを築いている。
贈り物を通して、日常に小さなときめきと豊かさを感じられるような提案を続けている。


目次


結婚祝いのお返しはいつまでに贈る?基本マナーを押さえる
親戚や上司へのお返しの金額相場は?関係性別の対応方法
内祝いで贈ってはいけない品物は?NGマナーと適切な選び方
よくある質問

結婚祝いのお返しはいつまでに贈る?基本マナーを押さえる

結婚祝いをいただいたら、まずは基本的なマナーを理解することが大切です。ここでは、お返しを贈るタイミングや金額の相場、のしの書き方など、押さえておくべき基本ルールをわかりやすく解説します。

内祝いを贈る適切なタイミングとは

結婚内祝いのタイミング

結婚内祝いは挙式後1ヶ月以内に贈るのが基本的なマナーです。お祝いの品物が届いたら、まず3日以内を目安に、できるだけ早めに電話やメールなどでお礼を伝えると安心です。品物が無事に届いた報告と感謝の気持ちを直接伝えることで、誠意がしっかり伝わります。

結婚式を挙げない場合や入籍のみの場合は、お祝いをいただいてから1ヶ月以内を目安に贈りましょう。挙式よりかなり前にお祝いをいただいた場合でも、品物は挙式後にまとめて贈るのが一般的です。ただし、お礼の連絡だけは早めに行うことが大切です。タイミングを守ることで、新生活が落ち着いてきたことの報告も兼ねた、スマートなお返しになります。

結婚祝いのお返し(結婚内祝い)はいつまでに贈るのが正解?ギフト選びのタイミング完全ガイド

金額の相場は半返しが基本ルール

結婚内祝いの金額相場

結婚内祝いの金額は、いただいたお祝いの半額(半返し)から3分の1が相場です。1万円のご祝儀なら3,000円〜5,000円程度、2万円なら6,000円〜1万円程度の品物を用意するのが一般的です。この金額設定は、相手に気を遣わせすぎず、かつ感謝の気持ちをきちんと表現できるバランスの良い目安となっています。

品物でお祝いをいただいた場合は、インターネットで市場価格を調べて、その金額を基準に半返しから3分の1の金額設定でお返しを考えましょう。厳密な金額にこだわる必要はありません。地域や家によって慣習が異なる場合もあるため、迷った際は両親に相談すると安心です。大切なのは金額そのものよりも、相手への感謝の気持ちを形にすることです。

結婚祝いのお返し・内祝いの相場はいくら?関係性別の金額とギフト選びの完全ガイド

のし紙の正しい選び方と書き方

結婚内祝いののし紙

結婚内祝いには必ずのし紙を掛けます。包装だけで贈るのは失礼にあたるため注意しましょう。水引は紅白の結び切り10本を選びます。結び切りは「一度結ぶとほどけない」ことから、結婚のような一度きりのお祝い事に使われます。

表書きは、のし上段に「内祝」または「結婚内祝」と書きます。のし下段には夫婦の名前を連名で記載し、並びは「右に新郎、左に新婦」と書くのが広く一般的とされています。そうすることで、夫婦連名で贈ることをわかりやすく伝えられます。品物に直接のしを掛け、その上から包装する「内のし」が一般的で、控えめで奥ゆかしい印象を与えるため内祝いに適しています。

結婚祝いのお返し・内祝いの「のし」書き方は?マナーから失敗時の対処法まで

のしのマナーについて

親戚や上司へのお返しの金額相場は?関係性別の対応方法

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親戚や会社の上司といった目上の方々への内祝いは、特に慎重な配慮が必要です。関係性によって金額の考え方や品物選びのポイントが変わるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

0904_結婚祝いのお返しマナー_2

親戚への内祝いは関係性で金額が変わる

両親や祖父母など近しい親族から高額のお祝いをいただいた場合、半返しにこだわる必要はありません。高額なお祝いには「新生活の足しに」という援助の気持ちが強く込められているため、3分の1程度、あるいはそれ以下でも問題ありません。

杓子定規に半返しをすると、かえって「お祝いを突き返された」と寂しい思いをさせてしまう可能性があります。金額よりも、心のこもったお礼状を書いたり、新居に招いておもてなしをしたりという形で感謝を伝える方が喜ばれます。叔父叔母やいとこなど、少し離れた親戚へは、関係性に応じて3分の1から半返しを目安に調整しましょう。品物選びに迷った際は、両家の両親に相手の好みや慣習を相談することが失敗を防ぐ最も確実な方法です。

結婚祝いで親戚から高額のお祝いをもらった時の対応について

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上司への内祝いはビジネスマナーも意識する

会社の上司への内祝いは、感謝の気持ちと共にビジネスマナーの側面も考慮する必要があります。役職が高い方からの高額なお祝いには「今後の活躍を期待する」という応援の気持ちが込められていることが多いため、こちらも3分の1程度の金額を目安にするのが賢明です。

会社の文化や部署の慣習も重要な判断材料です。過去に結婚した先輩がいる場合は、どのような対応をしたか確認しておくと良いでしょう。職場の慣例を確認することで、円滑な人間関係を保ちながら適切な対応ができます。内祝いを社内で手渡しする場合は、始業前や昼休みなど、相手の業務を妨げない時間帯を選ぶのも大切な配慮です。

上司への結婚祝いのお返し・内祝いマナーとギフト選び完全ガイド

0904_結婚祝いのお返しマナー_4

連名でお祝いをもらった時の対応方法

職場の同僚や友人グループから連名でお祝いをいただいた場合、まず総額を人数で割って一人あたりのお祝い金額を算出します。その金額の半返しを目安に、一人ひとり個別にお返しをするのが最も丁寧な対応です。

一人あたりの金額が1,000円以下など少額になる場合は、個別の品物を用意するのが難しいこともあります。その際は、全員で分けられるお菓子の詰め合わせなどを「皆様で」と一言添えて贈るのがスマートです。500円~1,000円程度で用意できるおしゃれなプチギフトも選択肢の一つです。感謝の気持ちを伝えるメッセージカードは、できる限り一人ひとりに渡すか、代表の方にまとめてお渡しすることで、より気持ちが伝わります。

職場の結婚内祝いは何を贈る?マナーから相場まで完全解説

内祝いで贈ってはいけない品物は?NGマナーと適切な選び方

感謝の気持ちを込めて選んだ品物でも、マナー違反になってしまうものがあります。特に目上の方への贈り物では、知らずに失礼な品物を選んでしまわないよう注意が必要です。

目上の方に失礼にあたる品物を避ける

0904_結婚祝いのお返しマナー_5

目上の方への内祝いでは、踏みつけることを連想させる品物は避けるべきです。具体的には、靴下、スリッパ、マット類などが該当します。また、肌着や下着類は相手の生活に立ち入るような印象や、施しの意味合いに取られる可能性があるため避けましょう。

筆記用具やビジネスバッグは「もっと勤勉に」という意味合いに取られる可能性があります。現金や商品券も金額が直接的にわかるため、目上の方への贈り物としては失礼にあたるとされています。これらの品物は、親しい友人へ贈る場合でも避けた方が無難です。上質で品のあるお菓子や日用品など、誰もが喜ぶ定番の品物を選ぶことで、マナー違反を避けられます。

縁起の悪い品物と数字のタブー

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日本の慣習では、縁を切ることを連想させる品物は避けるべきとされています。刃物(包丁など)は「縁を切る」、ハンカチは「手切れ」、くしは「苦」や「死」を連想させるため、内祝いには適しません。

数字にも注意が必要です。「4」は「死」、「9」は「苦」を連想させる忌み数字のため、品物の個数を選ぶ際は避けましょう。偶数は「割り切れる」ことから夫婦の縁が切れることを連想させますが、「2」はペアを意味するため例外です。ペアグラスや夫婦箸など、結婚祝いのお返しとして人気があります。品物の個数は3個、5個といった奇数を選ぶのが一般的です。ただし、近年はこうした慣習を気にしない方も増えているため、相手の価値観に合わせて選ぶと安心です。

お礼状を添えることの重要性

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内祝いの品物を配送で贈る場合、お礼状やメッセージカードは必須です。品物だけが届くのは事務的な印象を与え、感謝の気持ちが伝わりません。手紙が苦手な方も、基本構成を押さえれば心のこもったお礼状を書けます。

お礼状には、お祝いへの感謝、新生活の近況や抱負、今後のお付き合いのお願い、相手の健康を気遣う言葉を盛り込みましょう。お祝い事の手紙では句読点(、。)を使わないのが伝統的なマナーです。「切れる」「終わる」などの忌み言葉や、「重ね重ね」「度々」といった重ね言葉も避けます。印刷されたカードでも、手書きで一言添えるだけで温かみが格段に増し、相手により感謝の気持ちが伝わります。

結婚内祝いのメッセージには何を書けばいい?感謝が伝わる例文とマナー

よくある質問

結婚内祝いについて、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。特殊なケースへの対応方法も含めて解説します。

お返しはいらないと言われた場合はどうすればいいですか?

親しい親族など、相手が本心から言っていると確信できる場合はお言葉に甘えても問題ありません。関係性によって対応が異なるため、詳しく解説します。

【上司・職場の目上の方へ】
「不要」と言われても社交辞令のことが多いため、いただいた金額の半額〜3分の1程度を目安に内祝いを贈るのが安心です。日持ちする菓子折りなど、持ち帰りやすい品が無難。もし強く辞退された場合でも、新婚旅行のお土産や職場での差し入れなど、カジュアルなお礼を添えるとスマートです。

【両親や祖父母など近い親族へ】
両親や祖父母からの「不要」は本心であることが多く、無理に返さなくても失礼ではありません。その代わりに、直接会った際に感謝を伝える・食事会に招く・旅行のお土産を渡すなどで十分です。形式よりも気持ちを大切にし、負担をかけない形でお礼をしましょう。

【遠方や目上の親族へ】
親族の場合は、「不要」を真に受けて何もしないと非常識に映ることも。いただいた金額に応じて、3分の1程度〜半額未満を目安に内祝いを贈るのが安心です。どうしても遠慮される場合は、お礼状や新生活の報告を必ず添えて、感謝の気持ちだけはしっかり伝えましょう。

高額のお祝いをいただいた時の対応を教えてください

10万円を超えるような高額のお祝いには新生活への援助という厚意が込められています。この場合、半返しにこだわる必要はなく、3分の1程度の金額を目安に内祝いを用意しましょう。

金額以上に大切なのは感謝の気持ちを丁寧に伝えることです。心のこもったお礼状を添え、電話で改めて感謝を述べたり、新居に招待したりするのも良い方法です。品物は一つの高価なものだけでなく、相手の好みに合わせて複数の品物を組み合わせるのも喜ばれます。上質な食品とカタログギフトのセットなど、工夫次第で気持ちがより伝わる贈り物になります。

喪中の方へ内祝いを贈る時の注意点はありますか?

故人が亡くなられてから四十九日の「忌中」期間は避けるのがマナーです。まずは忌中が明けるのを待ち、その旨を電話や手紙で伝えておきましょう。

品物を贈る際は、のしの表書きを「内祝」ではなく「御礼」とします。お礼状にも相手の心中を気遣う一文を添えることが大切です。お祝いへの感謝と共に、お悔やみの言葉も述べることで、相手への配慮が伝わります。タイミングと表現に気を配ることで、喪中の方にも失礼なく感謝の気持ちを伝えられます。

 

以上、結婚祝いのお返しマナーについて詳しくご紹介いたしました。

HYACCAでは、相場やマナーに沿った実用的で特別感のあるギフトを豊富にご用意しております。大切な方の笑顔を思い浮かべながら、心に残る一品をぜひ見つけてくださいね◎

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