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出産祝いの贈り物に添える「のし」には、伝統的なお祝いの気持ちが込められています。

本記事では、出産祝いにおけるのしの選び方(水引の種類・色、内のし外のし等)や書き方(表書きの文言や贈り主名の書き方、連名時のルール)、そして「のしは付けるべきか」「リボンで代用してよいか」「手書きすべきか」「現金を贈る場合のマナー」などその他のマナーについて網羅的に解説します。

この記事を読めば、出産祝いののしに関する疑問がすべて解消し、安心して心のこもったお祝いを贈ることができるでしょう。

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記事監修

ブランドディレクター / バイヤー 松橋友里の写真

ブランドディレクター / バイヤー 松橋友里

大手企業で秘書としてキャリアを積んだのち、2013年にギフトショップ HYACCA を立ち上げる。
自身の結婚式で「引き出物の選択肢があまりに限られている」と感じた経験から、“もっと自由に、もっとおしゃれにギフトを選べる世界をつくりたい”という想いを原動力にスタート。以来13年間、国内外のトレンドや文化を読み解きながら、HYACCAらしいスタイルを築いている。
贈り物を通して、日常に小さなときめきと豊かさを感じられるような提案を続けている。

目次

出産祝いののし(熨斗)の選び方

まずは、出産祝いにふさわしい「のし紙」の選び方について説明します。

出産祝いののし紙

出産祝いは何度繰り返しても喜ばしいお祝いであるため、水引は紅白の蝶結び(花結び)を用いるのが基本です。蝶結びは結び目を簡単に解いて結び直せることから、「何度繰り返しても良いお祝い事」に使われる結び方です。赤ちゃんの誕生はまさに喜びが繰り返し訪れても良いおめでたい出来事ですので、紅白5本の蝶結びの水引が出産祝いに最適とされています。

水引の本数は奇数が縁起が良いため3本・5本・7本が使われますが、通常5本を選べば間違いありません。7本でも問題ありませんが、より本格的で豪華な印象になります。

水引の他に、のし紙の表書き(上段に書く言葉)にも出産祝い専用のものがあります。これについては後述する「書き方」セクションで詳しく解説しますが、のし紙自体はデパートや専門店で出産祝い用と伝えれば適切なデザインのものを用意してもらえます。また現代では、多くの場合最初から水引や熨斗の印刷されたのし紙を使用します。手元にのし紙がない場合でも、贈答品売場などで無料で掛け紙サービスを受けられるでしょう。

次に、のし紙の掛け方として「内のし」と「外のし」の選択があります。

内のしと外のしの違い

内のしと外のしの掛け方

内のしとは品物にのし紙を掛けた上から包装紙で包む方法、外のしは包装した外側からのし紙を掛ける方法です。

出産祝いの場合、基本的にはお祝いの気持ちをはっきり示すため外のしが適しています。贈り先でたくさんのお祝い品が集まる場合にも、外のしなら誰からの贈り物か一目でわかる利点があります。ただし、品物を配送する場合は外のしだと運搬中にのし紙が擦れたり汚れたりする恐れがあるため、内のしを選ぶほうがよいでしょう。控えめな印象になる内のしは、本来は内祝い(お返し)など相手に対し遠慮を示す場面で使われますが、配送時は実用上の理由で内のしにするケースが一般的です。

なお、近年では形式にとらわれすぎずリボン包装で代用する方も増えています。赤ちゃん用品らしく可愛らしいラッピングを優先したい場合や、カジュアルな関係性の場合には、あえてのしを掛けず華やかなリボンで包むのも一つの方法です。ただしその際も、のしを付けないことで失礼に当たらないか相手との関係性を考慮しましょう(この点は後述のQ&Aで詳しく触れます)。

最後に、現金を出産祝いとして贈る場合についてです。

祝儀袋の書き方

金銭をそのまま手渡すのはマナー違反のため、紅白蝶結びの水引が付いた祝儀袋(のし袋)を用意します。ご祝儀袋の上段に「御出産御祝」など表書きを書き、下段に贈り主の氏名を書く点は通常ののし紙と同様です。

現金用ののし袋は包む金額に応じてデザインの格式が異なるため、贈る金額に見合った格の祝儀袋を選ぶようにしましょう。たとえば少額なら水引が印刷された簡易なもの、高額なら豪華な飾りの付いたものを選ぶなど、包む金額と袋のバランスもマナーの一部です。

出産祝いののし(熨斗)の書き方

ここからは、のし紙(祝儀袋)への書き方を解説します。

正式には毛筆で楷書ではっきりと書くのが望ましいですが、筆で書くのが難しければ筆ペンでも構いません。濃い黒インクを使い(薄墨は弔事用のためNG)、ボールペンや万年筆、鉛筆など消せたりカジュアルすぎる筆記具は避けましょう。

書く内容は上段に表書き(贈り物の名目)下段に贈り主の名前という構成になります。以下、それぞれの詳しい書き方と連名時のルールを説明します。

表書き(上段)の書き方

出産祝いののし紙の上段には、贈る目的を示す表書きを記します。毛筆なら大きめの字で中央に書きましょう。出産祝いの場合の表書きは、以下のような文言が一般的です。

表書きの例

・「御出産御祝」
最も丁寧で正式な表書きです。

・「御祝」
シンプルな表書きですが、出産のお祝いであることは文脈上伝わります。

・「祝 御出産」
「祝」という字を頭に添える書き方です。縦書きの場合は「祝」の字をやや小さめに上寄りに書き「御出産」を続けます。
その他、「御安産御祝」と書く例もあります(安産を祈っていた場合など)。

一般には「御出産御祝」と書けば間違いありません。「御祝」でも問題はありませんが、出産以外のお祝い全般に使える表現のため、明確にするなら「出産」の文言を入れるほうが親切です。

贈り主名前(下段)の書き方

のし紙の下段中央には、贈り主(あなた)の名前を表書きよりやや小さめの字で記入します。ここに書くのは受取人ではなく贈る側の氏名ですので、間違えないよう注意してください。

贈り主が一人の場合は、姓名(フルネーム)を中央に書きます。基本はフルネームを書けばOKですが、親しい間柄で名字だけでも先方に分かる場合は名字のみでも差し支えありません(ただし正式度は下がります)。会社名や役職名を入れる場合は氏名の右側に少し小さく添え書きします。

夫婦連名で贈る場合

夫婦連名の書き方

一般的に夫のフルネームを中央に、その左側に妻の下の名前だけを書く形をとります。例えば「山田太郎」の左横にやや下げて「花子」といった具合です(妻も別姓の場合や名字が異なる場合は両名ともフルネームを書きます)。

家族で贈る場合も、代表者(例えば世帯主)の氏名を中央に書き、「○○家」といった表現は用いないのが一般的です。両親と子ども連名で贈るようなケースでは、両親の連名(夫婦連名)として書き、必要ならば末尾に「他一家」などと加えてもよいでしょう。

2〜3名の連名で贈る場合

2〜3名連名の書き方

目上の人(年長者や役職上位の人)を右側(中央寄り)にし、以降左方向に順番に名前を並べます。縦書きの場合は上位者の名前を一番上に、その下に二番目、三番目と書き下ろしていく形です。もし年齢や職位に上下関係がない間柄であれば、五十音順(名字の読み仮名順)で並べるのが一般的です。なお、2〜3名程度であれば全員の氏名を列記して問題ありませんが、4名以上になると名前を書ききれず煩雑になるため、以下のような対応をとります。

4名以上の連名で贈る場合

4名以上連名の書き方

のし紙には代表者のフルネームのみ中央に書き、その左横に少し小さく「外一同」または「他一同」と添えます。「外一同」は「そのほか一同」という意味で、代表者以外にも贈り主がいることを示す言葉です。こうすることで「代表者+一同」で連名の趣旨を伝え、実際のメンバー全員の名前は別紙(紙片)に一覧を書いて、のし紙の内側や贈り物に同封する形で添えるのがマナーです。例えば職場有志で贈る場合などは、のしには「山田太郎 外一同」とし、中に参加者全員の名前リストを入れる形になります。

グループ名で贈る場合

グループ名の書き方

贈り主が会社や団体名義である場合や、○○課一同・有志一同などグループ名でまとめたい場合は、下段に「○○会社○○部一同」「有志一同」等と記しても構いません。この場合も、可能であれば別紙に個人名のリストを添えると親切です。

最後に、「名前を書かない」ケースについて触れておきます。

基本的にのしには贈り主の名前を記入するのがマナーです。名前の記載がないとのし紙だけでは誰からの贈り物か先方に伝わらず失礼にあたります。店頭での注文などで意図せず無記名ののし紙になってしまった場合は、別途メッセージカード等で自分の名前を必ず伝えるようにしましょう。手渡しで直接渡す場合であってものしに名前を書かない慣習は特になく、「書かないほうが良い」という決まりもありません。

特別な事情がない限り、必ず贈り主として自分の名前を入れるのが礼儀と心得ましょう。

出産祝いののし(熨斗)に関するその他マナー

最後に、出産祝いの「のし」にまつわる様々な疑問やマナーについてQ&A形式でまとめました。

Q. 出産祝いには必ず「のし」を付けるべき?リボンで代用してもいいの?

 
A. 基本的には出産祝いの贈り物にはのし紙を付けるのがマナーです。のしは古来より縁起物とされ、正式な贈答には欠かせない飾りと考えられてきました。特に目上の方やあまり親しくない間柄へのお祝いには、きちんとのしを掛けたほうが丁寧でしょう。一方で、親しい友人同士などカジュアルな間柄であれば、近年はのしの代わりにおしゃれなリボンでラッピングするケースも増えています。

リボン包装にすることで温かみが出て、現代風のお祝いとして喜ばれることもあります。ただし、リボンで代用する場合でも無地の簡易のしを内側に忍ばせるなど、形式とカジュアルのバランスを取る配慮も考えられます。まとめると、「必ずのしを付けなければ失礼」というわけではありませんが、相手の立場や好みに応じて判断すると良いでしょう。迷った場合は基本に立ち返り、のしを付けておけば間違いはありません。

Q. のしの表書きや名前は手書きすべき?パソコン印刷では失礼ですか?

 
A. 毛筆や筆ペンで心を込めて手書きするのが理想的ですが、近年では印刷済みののし紙を利用するのも一般的で、失礼にあたりません。デパートやネット通販でも、表書きと名前を印字して用意してくれるサービスが多くあります。マナーとして大切なのは「丁寧に読みやすく書かれているか」です。

もし自分で書く場合は前述のように筆もしくは筆ペンを使い、濃い黒インクで楷書体ではっきりと書きましょう。ボールペン等は避けるべきですが、印刷であれば毛筆体フォントなど落ち着いた書体を選ぶと良いでしょう。要は、手書きか印刷かよりも、きちんと礼を尽くした体裁になっているかが重要です。

なお、相手から預かった代筆などで朱色のゴム印を押す例もありますが、赤い文字は慶事には使わないのが原則です。赤字は名前を消すことを連想させ縁起が悪いとされますので避けてください。

Q. 出産祝いに現金とプレゼントを両方贈りたい場合、のしはどうすればいい?

 
A. 現金と品物を組み合わせて贈るのは喜ばれるアイデアですが、のしの扱いに迷いますよね。まず現金は必ず祝儀袋(のし袋)に入れましょう。この祝儀袋に「御出産御祝」と表書きを書き、下段にあなたの名前を書きます。新札(ピン札)を用意し、お札の肖像が表面上になる向きで包むのもマナーの一部です。

一方、プレゼント(品物)のほうには、現金にのしを付けた場合であればのし紙は必須ではありません。具体的には、「現金の祝儀袋にのし+品物は通常のギフト包装のみ」という形で問題ありません。現金ののし袋に表書きを書いてあるので、品物にも重ねてのし紙を付けると二重になってしまいます。

ただし、贈り物全体としてフォーマル感を出したい場合は、品物にも外のしを付け、そののし紙と包装紙の間に祝儀袋を差し込んで渡す方法もあります。これは発送で贈るときによく用いられる方法ですが、手渡しでも構いません。

どちらの場合でも表書き(御出産御祝)と贈り主名は忘れずに入れましょう。なお、現金を出産祝いとして贈ること自体はマナー違反ではありませんが、目上の方(上司や年長の親戚など)への出産祝いに現金のみを贈るのは失礼に当たる場合があります。そのため、目上の方には品物を贈るか、どうしても現金を添える場合でもメインはプレゼントにして「気持ち程度にお祝いを添えました」という形にするとよいでしょう。周囲とのバランスも考え、現金額が多くなりすぎないよう配慮することも大切です。

まとめ

出産祝いに添える「のし」は、日本ならではの伝統的なお祝いマナーです。

紅白の蝶結び水引を用いたのし紙に「御出産御祝」などの表書きを書き、贈り主名を正しく記入することで、あなたの真心とお祝いの気持ちがより丁寧に伝わるでしょう。のし紙の内のし・外のしの使い分け連名時の書き方、そして現金を贈る場合の作法など、細かなポイントも押さえておけば安心です。

本記事で解説した内容を参考に、マナーに沿った美しい贈り方で出産祝いを届けましょう。そうすれば、受け取ったご家族にもきっと喜んでいただけるはずです。

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